【連載】アートのある暮らし vol.3 LOVE&PEACEで溢れたアーティストの家。

PLART編集部 2017.2.15
SERIES

2月15日号

連載 アートのある暮らしとは?

日本のアートには3つの壁があります。
「心の壁」アートって、なんだか難しい。価値がわからない。
「家の壁」飾れる壁がない。どうやって飾るかわからない。
「財布の壁」アートは高くて買えない。買えるアートがわからない。
そんな3つの壁を感じることなく、アートのある暮らしを素敵に送ってらっしゃるお家を取材します!

都内のレトロマンションに、お住まいのAYAKA FUKANOさんのお宅。
引っ越したばかりのお家にお邪魔させてもらった。間取りは1LDK。AYAKAさんは息子さんと2人暮らし。
アーティストとして活動しつつ、ウェブ関係の仕事にも携わっている。

リビングに通してもらい、まず一番に目に入るのはオーダーで作ってもらったというインテリアの棚。

AYAKAさんのコレクションは、自身の作品と、自分がインスピレーションを受けた作家たちの作品だ。

まず、作家の紹介をしよう。名前を知ってる人も多いだろう「アンディ・ウォーホル

アンディ・ウォーホル

アメリカの画家・版画家・芸術家でポップアートの旗手。銀髪のカツラをトレードマークとし、ロックバンドのプロデュースや映画制作なども手掛けたマルチ・アーティスト。(Wikipediaより引用)


キース・ヘリングの作品。

キース・ヘリング 
アンディー・ウォーホルやバスキアなどと同様に、1980年代のアメリカ美術を代表するアーティストです。80年代初頭にニューヨークの地下鉄で、黒い紙が貼られた使用されていない広告板を使った通称サブウェイドローイングというグラフィティー・アートを始めました。そのコミカルで誰もが楽しめる落書きは、地下鉄の通勤客の間で評判となり、一躍キースの名を広めることになりました。(中村キース・ヘリング美術館より引用

そして、下記はAYAKAさんの作品。

粘土とアクリル絵の具で制作された作品。ブルーの作品は自身と息子さん。

「息子が勉強しますように」とアインシュタインの絵を子供部屋に。笑

どの作品もポップで元気が出るカラーが使用されている。
AYAKAさんが作品を創るうえで大切にしてることは、「愛と平和」というのだから、納得できる。
一つ一つから、ピースフルなエネルギーとLOVEを感じとる事ができる。


こちらは作品を飾ってある水回り。

トイレまで、こんなにオシャレ!アートがあるとこんなにも華やかになるのですね。素敵!!

今回、個人的にすっごく欲しくなったのが、こちら

なんと!アンディが自身の作品にもなっている「バナナ」を差し出してるっ!!

さらに、横にある首をはめると・・・

「2ウェイ!!」(ではないか・・・)


ーーコレクションで、お気に入りの作品は?」と聞くと、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの「WAR IS OVER ポスター」と答えてくれた。

「小さな頃、「なんで戦争をするんだろう?」ってずっと考えてた時期があったんです。それが表現のベースになってます。」とAYAKAさんは言う。

「争いは終わりだ。」 AYAKAさんの作品全てから、「愛と平和」を願うメッセージが発信されている。

愛と平和で溢れた世界を願って、これからもAYAKAさんは作品を生み出していく。

 

 


AYAKA FUKANO

ayaka_fukano

東京生まれ。思春期の多感な時期をドイツで過ごし、アートに初めて触れる。
幼い頃からの感受性の強さをアートにぶつけ、世の中に溢れても困らない愛を伝える。
Instagram:@ayahundred


kikite & kakite :kakiuchi naomi / photo by hashimoto mika

この取材をきっかけにAYAKAさんにPLART主催イベント

「HEY!ART vol.1〜アートのある暮らし〜」へ展示販売して頂きました!
ぜひ、こちらの記事もご覧下さい◎

 



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