【REPORT】創刊 1周年イベント「百花繚乱〜これからの文化創造〜」を100BANCHにて開催しました!

PLART編集部 2017.12.15
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12月15日号

 

12月22日金曜日、渋谷「100BANCH(ヒャクバンチ)」で、イベントが行なわれた。

2016年11月15日にスタートしたPLARTの1周年を祝うイベント「百花繚乱〜これからの文化創造〜」だ。

100BANCHは“未来をつくる実験区”をテーマに掲げるスペース。

JR渋谷南口から徒歩2分の好立地にあるこちらは2018年にパナソニックが創業100周年を迎えることを機に構想がスタートした。
これからの時代を担う若い世代とともに、次の100年につながる新しい価値の創造に取り組むための施設だ。
若い世代を中心としたプロジェクトチームに対して、各分野のトップランナーによるメンタリングの機会を提供、この場所での活動を支援している。

1階はカフェ・カンパニーのカフェスペース「LAND Seafood」、2階は様々なプロジェクトが同時多発的に展開するプロジェクトメンバーのためのワークスペース「GARAGE」はロフトワークの運営、3階はパナソニックが次の100年を創り出すためのコラボレーションスペース「LOFT」。今回の会場は、3階の「LOFT」。

「PLART」の掲げるビジョン“百花繚乱”をテーマに開催した1周年イベントの様子をお届けする。

 

建築家・谷尻誠 × PLART代表 柿内奈緒美 対談

最初のイベントコンテンツは、建築家・谷尻誠さんとPLART代表・柿内奈緒美の対談。

PLART STORYにもすでに取材させて頂いた谷尻さんと、「PLART」を立ち上げた柿内奈緒美がこれまでのエピソードと共に「これからの文化創造」について語る。

柿内:どうぞ、よろしくお願いします。では早速ですが、谷尻さん自己紹介をお願いします。

建築家 SUPPOSE DESIGN OFFICE  谷尻誠さん

谷尻:建築の事務所をやっていて、広島と東京に事務所を持っています。建物をつくったりデザインをしたり、最近ではお菓子の開発にも携わってます。

柿内:ありがとうございます。谷尻さんがこれまでに行なったプロジェクトをスライドにまとめた(LINE本社、尾道U2、銀座のアニエスベーなど)のでそれに沿って見ていきたいのですが、印象的な「THINK」という取り組みがありますよね。

谷尻:広島のオフィスでトークイベントを開催するっていうプロジェクトですね。イベントのために椅子を100個用意するのが大変なので、40センチメートル角に切り抜いた発泡スチロールを並べて座って、トークイベントが終わったら壁にはめて帰るというスタイルをとっています。

柿内: 「THINK」 の意味はなんですか?

谷尻:意味はシンプルに「考える」。自分が考えるのがすごく大好きなんです。建築業界だと、良い大学を出て良い先生に弟子入りしてその後独立するっていうサラブレッドが多いのですが、僕は建築の大学も行っていないし、勉強もせずにバスケットボールばかりしていました。そんな僕が、そういう人たちと肩を並べて戦わないといけないので、勉強ではなく深く考えることだったら負けないんじゃないかなと思って考えグセをつけるようにしたんです。そしたら、だんだん自分の考えだけじゃなくて、人の思考も色々垣間見たいなと思って企画をしました。

柿内:どんな方が登壇されるんですか?

谷尻:先日は放送作家の小山薫堂さんが来てくださいました。今後だと、1月は、元朝日新聞の稲垣えみ子さん、2月がスペースコンポーザー・谷川じゅんじさん、3月がLOOPWHEELER 代表・鈴木諭さん。

柿内:登場する人が毎回、本当にすごいですね。

 

谷尻誠と柿内奈緒美の出会い

柿内:一番最初の出会いは友人が3年前に主催したご飯会でしたよね。覚えてますか?

谷尻:覚えてますよ(笑)なんかご飯食べに来てって言われて行ったんです。

柿内:そのご飯会をきっかけに、わたしは谷尻さんの追っかけになって……(笑)

谷尻:全部覚えてます(笑)

柿内:3年前と今、私はなにか変わりましたか?

谷尻:以前より、「芯を食らう」感じになりましたよね。前は情報量はすごいけど、あれもこれもっていう感じで定まってない感じがしました。でも、だんだん「芯を食らう」ようになり始めた感じがします。

柿内:たしかに、定まってなかったです。でもPLARTが自分の基盤になりました。私には、ターニングポイントだったなと思う場面があって、一つ目は知り合いの言葉だったんですけれど、二つ目が初めてお会いしたときに谷尻さんが言った「やるなら今だろ」という言葉。これは覚えていますか?

 

①28歳「10年後のビジョン」

②33歳「やるなら、今だろ」

③36歳「PLARTは好きか?」

 

谷尻:それはさすがに覚えてないです……(笑)けれど、常にそう思っていますね。みんな「やりたいやりたい」とは言うけれど実際に行動しない。僕は基本的に「WANT を HAVE TOにする」っていつも思っているので、どうやったら今できるかしか考えていないですね。

柿内:この一言をきっかけに、すごく行動しましたね。クラウドファンディングをやったり、プレゼンイベントに登壇したり、ニューヨークへ行ったり。そして、三つ目のターニングポイントは谷尻さんの本「1000%の建築」に書いてあった「建築は好きか?」という言葉。谷尻さんが知り合いの方に聞かれて「好きです」「なら、いいじゃないか。誰にも負けないという気持ちがあれば」といったやり取りがありました。

その時の私は1人でPLARTを運営する事に余裕がなく、卑屈な考えしか出来なくて…..PLARTが好きか?」に置き換えて読みました。そして『これほどPLARTを好きで続けていけるのは、今は自分しか居ない。絶対にこの壁を越える』と、おかげで真っ直ぐ前を向けました。これまで、背中を押してくれる2つの言葉を谷尻さんから頂いたんですよね。

谷尻さんの著書「1000%の建築」を紹介

柿内:それと同時に谷尻さんも悩むことがあるんだな、と思いました。いつも自信満々に見えるのに!

谷尻:自信があるわけじゃないんです。ただ全員の人から好かれようと思わなくなった。他人を気にしなくなったり、対応しなくなっただけですね。対応したら終わるなと思って。

柿内:何かきっかけがあったんですか?

谷尻:なんでこんなに人のことを気にしないといけないのかわからなくなって。ずっと人には気を使ってはいたけれど自分には気を使えなかったし、それって自分を押し殺していて誠実じゃないじゃないですか。

柿内:それは誰かに言われたとかじゃなくて、自分で気がついたんですか?

谷尻:そうですね。自分らしく気を使えるようになったんです。自分のやりたいことと相手のやりたいことが同居する状態をつくれるといいなと。

柿内:なるほど。もう一つ聞きたいのですが、憧れてる人はいますか?

谷尻憧れている人というのはいないですね。じゃないと自分の作品がブレてしまうので、斜に構える癖は付けています。

ただ、話しを聞いてみたいという人でいうと、以前書籍の中で糸井重里さんに対談を申し込んだんです。すごく凝って絶対に断れないであろう企画書を送ったのに、返事がこなくて(笑)だけど、対談ページをそのまま本に残したんですよ。世の中の本って、よっぽどのことがない限りもう一冊は買わないじゃないですか。でも、対談の抜けた本を出版して、対談がカタチになった際、重版した新しいページが追加され、本が成長するので、そのまま出版しました。

そしたらその後すぐご本人にお会いできる機会があって「残してくれてありがとう」と言葉をもらいました。

 

これからの文化創造

柿内:以前、取材させていただいたときに「僕たちがカルチャーに育ててもらった分、これからのカルチャーを創る」と言っていたのが格好良くて。文化を創るってどういうイメージなんでしょう?

谷尻:広島にうっかり土地を買ったので、ホテルを作ろうと思ってるんです。食事・アート・音楽・デザイン・本などを集めていろいろやろうかなって。

柿内:なぜ東京ではなく広島なんでしょう?

谷尻:東京は、僕じゃなくてもやる人がたくさんいるから。設計事務所なのに、設計にまったく関係ない人が来て欲しいんですよね。リアルであることによって生まれるインスパイアってあると思っているので、場所をつくりたいなと。そして、リアルをウェブを並走させるメディアも合わせて作ろうと思っています。

柿内:ずっとやりたかったことなんですか?

谷尻:わりと長いです。僕は、カルチャーの交差点はホテルじゃないかと思うんですよね。

柿内:なるほど。谷尻さんが手がけるホテル、とても楽しみです。PLARTも場所を作ろうと思ってます。これからもやりたい事が山ほどあります。PLARTが始まってから、ずっと苦しいのですが谷尻さんは、大きなことをやるときに苦しくなることってありませんか?

谷尻:苦しいことを避けてたらいいものは作れないので、意図的に負荷をかけてます。世の中がラクを選んでくれればくれるほど自分の価値が高まるので、みんなラクしてほしいですね(笑)

柿内:なるほど!では、成長し続けてると思って、これからも苦しんでいきたいと思います(笑)

今日は、お忙しい中、本当にありがとうございました。

 

100BANCHメンバー × PLART代表 柿内奈緒美 クロストーク

続いて、「100BANCH」メンバー3名とモデレーターのPLART代表・柿内奈緒美のクロストーク。

登壇者は、新田理恵(にったりえ)さん・星野雄三(ほしのゆうぞう)さん・大山貴子(おおやまたかこ)さんの3名だ。

左から、大山貴子さん・新田理恵さん・星野雄三さん

柿内:PLARTは百花繚乱の世界が見たいというビジョンを掲げて運営をしています。今回、ご縁があってみなさんのお話を聞きたいと思い、クロストークの場を設けさせていただきました。それでは早速ですが、まず自己紹介をお願いします。

新田:新田理恵と申します。私は食と健康をテーマに活動をしていて、管理栄養士の資格を用いてこれからの食生活のアップデートを目指した薬草茶ブランド「{tabel}(タベル)」というブランドを作っています。

柿内:ありがとうございます。次に、星野さん自己紹介をお願いします。

星野:株式会社ふんどし部・代表の星野です。我々はふんどし関連の悩みをすべて解決する事業としてふんどしの製造・販売を行なっています。

「気分は藍染」という事でブルーのふんどしの星野さん

柿内:たしか、星野さん東京大学大学院出身でしたよね?

星野:はい。基本的にエリートなんです。

(会場:笑)

柿内:それでは、なぜエリートがふんどしに目覚めたのかは後々伺っていきますね。次に、大山さんお願いします。

大山:食を通じて、豊かな社会をデザインする「EarthommUnity(アースオミュニティー)」の代表をしています。もともと、社会貢献の分野に興味があったり、東新宿でちょっと変わった雰囲気のカフェ「みせるま」を運営していたりもするのですが、食という原始的な人間の行動から社会問題を解決したいと思って活動しています。

柿内:具体的には、どのような活動を行なっているのでしょう?

大山:“フードロス”という食材の無駄をなくすための考え方を広めています。「100BANCH」でも“Food Waste Chopping Party”というフードロスをテーマにしたイベントを行ないました。

柿内:ありがとうございます。今回のイベントの大きなテーマが百花繚乱がということで、みなさんにはそれぞれの活動の種(きっかけ)・発芽(始動)・開花(活動)について聞いていけたらと思います。

まず星野さん、東大に行って何でふんどし部を立ち上げようと思ったんですか?

星野:僕はもともと大学では筋生理学の研究をしていました。そしてパーソナルトレーナーをやってたんですけれど、大学院まで出て何するかなと考えて……「これは、ふんどしだな」と。よくあるレールですよね。

(会場:笑)

柿内:ないない(笑)ありがとうございます。次に、新田さんの取り組みのきっかけはなんだったんでしょうか?

新田:食の相談にのっていたのですが、アドバイスをいくつかしてもそれを実践するのってすごく難しいなと感じていたんです。食生活を変えることって、変えるのがすごく難しいことの一つなんですよね。なので、そこのハードルを低くしたいという想いがありました。

また、栄養士の勉強をしていく中で、栄養素やカロリーの数字だけで食を見るのに限界を感じていて。人ぞれぞれの体調や食材の旬なんかによっても左右されるので、もっと柔軟に食と付き合うためにはどうしたらいいかと思って薬膳に興味を持ちました。そこで飲んだはすの葉茶をもっと日本に広めたいと思ってクラウドファンディングで資金を調達しました。

柿内:ありがとうございます。次に大山さんお願いします。

大山:3年前になるんですけれど、建築家の友人がオフィス兼カフェをやることになっていて、タイミングが合ったので手伝っていたら……という感じです。それ以外にもコピーライターや翻訳、マーケティング、カフェなどいろいろ取り組んでいるので、職業がわからないと言われますね(笑)

柿内:いろいろなことを行う上でのバランスの取り方って、どうしているんですか?

大山:常に全部を考えながら生きてるんですよ。いろいろなことを平行線で考えていて、同時に考えていながらフッと思いついた違うことをする……いっぱいいっぱいですけどね(笑)

柿内:星野さん、今後のビジョンってありますか?

星野:まだ10〜15%くらいしかできていないので、”開花”というと出来ていないんです。僕は「クレイジー」「カルチャー」「ファッション」の3つを軸に動いているので、「クレイジー」は達成した今は「カルチャー」と「ファッション」に注力していこうと思っています。

柿内:ありがとうございます。新田さんはいかがでしょう?

新田:薬草が健康茶である限りはきっとまだ広がらないと思っているので、できたら嗜好品としておいしいと思ってもらえるような部分に繋げたいですね。ギフトや嗜好品などの違うニーズにアプローチできたらと思っています。

柿内:なるほど。次に大山さんお願いします。

大山:LGBTとかフードロスとかもそうですが、さまざまな問題は“当たり前”を行うことで改善されていくと思っています。なので、その当たり前を軸に食を通じて社会を変えていきたいと思っています。

柿内:みなさんに共通するのは「社会を変えたい」という想いなんですね。是非、PLARTともコラボしてほしいです。今日は、本当にありがとうございました!

 

最後に、質疑応答の時間が設けられた。インパクトの大きい質問が飛び交った。

Q.「クレイジーって、育てるとか教えるってできますか?」

星野:人は二択の選択を迫られた際には絶対に選びたくないほうを選ぶのだそうです。なので、究極の選択をするなど自分に負荷をかけることで見える世界があるのではないでしょうか。

Q.「先を想像するときに心がけていることはありますか?」

新田:未来学の本や未来予測の研究をされてる人に会うとかですね。未来を考える上で過去の潮流も大切なので、数十年〜数億年前についてもリサーチして、現在地を俯瞰して確かめたり発想や価値観を広げて模索しています。

Q.「星野さんの構想は“日本人全員ふんどし”のようにも感じられるのですが、そうなった場合日本はどうなると思いますか?」

星野:まず、日本にあるすべてのパンツを撲滅しなければならないですよね。(会場:笑)

東洋の文化がもっと広く世界へ伝わっていくきっかけを作り出せれば、と思ってます。

 

2018年、さらなる百花繚乱の世界を描くために

最後に、PLART代表・柿内からの挨拶でイベントは締めくくられた。

「年末のお忙しい中、PLART 1周年イベントにお越しいただきまして、本当にありがとうございます。これから、自分のルーツ、なぜPLARTを運営しているのかというきっかけなどをお話させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 私は、まわりが山と田んぼの田舎に生まれ育ちました。

とても自然の豊かな場所で、春はよもぎやつくしを摘んで食べたり、夏は朝4時半からラジオ体操の前にクワガタを捕りに行ったり、秋は田んぼで籾殻にまみれて遊んだり、冬は雪の中、みんなでカマクラを作ったり……。四季折々の自然が本当に美しい場所でした。

そんな故郷を離れて関西に出て、そして、6年前の上京を機に大型シェアハウスで共同生活を始めたのが今の「PLART」を創刊する大きなきっかけになりました。

シェアハウスではさまざま活動をしている方に出会ったのでとても刺激をもらってました。そして、やりたいと思っていた自分の雑誌を発行しました。空間・食・価値観にフォーカスを当てたシェアハウスについての雑誌を限定100部・シリアルナンバー入りで発行しました。

一部を除いて、ウェブで購読可能。こちらから。

シェアハウスでは、自分と違う考えを持った人と会ったときに否定するのではなく、それを認めるような感覚の人が多かった……私にとってはそれが本当に心地よくて、「これを日本の社会に広めるにはどうしたらいいんだろう」とずっと考えていたんです。そこから生まれたのが「PLART」です。

アートってまさに人の表現で、それを面白がったり認め合うためのきっかけが、アートにはできると思っています。

今あるプロジェクトと今後の構想は、アートがライフスタイルになるウェブマガジン「PLART STORY」、イベント型の「HEY! ART」、そして「PLART FACTORY」という、読者・アート・アーティストとをつなげるようなプラットホームを作りたいと思っています。また、海外に向けて日本の表現を届けるメディアもつくります。

一人ひとりの表現が一番活きる場所で個性が発揮される『百花繚乱の世界』をつくること。

それが一人ひとりがアイデンティティーを持ち、人の表現を認め合うことでカタチになっていくんだと思っています。

アートのない人生か。アートのある人生か。 (PLARTのメッセージ)

アートは”人の表現”です。すべては本質的なことなんですけど、便利さを追い求めて忘れかけている部分を見つけるきっかけにPLARTはなりたいと思っています。

最後に……PLARTは「場所のPLAT」と「人の表現、ART」からできた造語です。

この場所(PLART)にいろいろなものとコトと人が集まって新しい価値が生まれるように、これからも大きく成長させていくつもりで頑張ります」

ーーー

創刊1周年を迎えたPLART。

代表・柿内奈緒美の創造する世界は、まだまだ広く大きく、そして遠い。百花繚乱の風景は、やっと1年目。小さな一輪が芽吹き始めたばかり。2018年、まだまだ進化を続けるPLARTをどうぞよろしくお願いします!

 

kakite : Shino Suzuki/Photo by 倉持真純

 

会場協力:100BANCH


柿内奈緒美より、最後に・・・

12月22日(金)という年末の一番忙しいであろう日に参加してくださったゲストの皆さま、ありがとうございました!

PLARTのビジョンである「百花繚乱」のことばに影響を与えてくれた松下幸之助さんの縁のある「100BANCH」でイベントが開催できた事が本当に嬉しかったです。1年前は、ただ一人で進めるしかなくて必死でした。正解はどれか分からないからやってみる、という感覚でした。

1年が経って、やっとメディアの性格が徐々に見え始めた時かと思います。「これで行こう」と自分でも思えるまでになりました。

この多くは事業として任せてくれてるオレンジワン株式会社と、私の想いに共感してくれ何もカタチがない部分を一緒にウェブリニューアルや記事制作を進めてきてくれたブライトログの2社があったからだと深く感謝してます。

もしこれを読んでる人の中に「まず何をしたらいいのか分からない」と、昔の私みたいにもがいてる人が居たら、今の私が言える事は「好き」の感覚を寄せ集めてみて、そして、近づく、真似てみる、自分のフィルターを通せるようになるまで、苦しむ。苦しむから、工夫して成長する。 条件が揃うまで待たない、中途半端でもやってみる事できっと、どんどん加速していきます。

そして、手段も手に入れて、大きな目標(ビジョン)ができたら、それは1人では出来ません。

仲間が集まってくれるような、熱い想いを持てるか、上手くいかない苦しい時に、執念かのように諦めずにいられるか、周りを巻き込んで走り続けるために成長し続けれるか、、、は、自分との闘いです。(近頃、自分に言い聞かせて奮い立たせてます

この事は、0から1を生み出すアーティストと似てて、自分がやりたい!と思った事を強度のあるカタチでこの世に具現化できるのか?って事だと思ってます。だから、自分の全てをかけて作品を生み出すアーティストは本当にかっこいい。

だけど、全員が0→1ではないです。人には与えられた才能があります。1→10が得意な人もいる。

人の個性や表現が、同じでない事は誰も分かってるはずなのに、日本ではそこが上手く回ってないと思ってます。

PLARTは、人の表現が自由に、チームとして花開くプラットホームを作りたい。それは、お客さまに対しても、パートナーに対しても、社会に対しても。この世界で沢山の表現が咲いて欲しいから、多くの事をカタチにしたいと思ってます。

日本でも、世界でも、勝負できるPLARTになります。そして根拠はないのですが、『自分には出来る』とずっと信じてます。

まだ道の途中で、足りてない部分も多くありますが、私には与えてもらった今があるんだと、以前よりも少しだけ自信を持って次の1年を進みます。

応援頂けると、とても嬉しいです。今後のPLARTもどうぞ宜しくお願いします!

PLART 代表/PLART STORY 編集長 柿内奈緒美

 

 

Special Thanks!!

ロフトワーク・加藤さん、本当にありがとうございました。

登壇してくださった谷尻さん。新田さん、星野さん、たか子さん、ありがとうございました。

そして、バナーデザインを手がけてくれた高校からの友人・るいちゃん。

PLARTの特大プレートを遠く離島から発注してくれた元シェアメイトのトッシー。

制作はHEY!ART vol.2でも大変、お世話になった現代工房さん。

ケータリングフードはDORA THE FOODのよしえさん。カメラマンは倉持さん。

そして、当日スタッフとして手伝ってくれた八阪さん(原宿キャットストリートのゴミ拾い仲間)、岡本さん(11月にあったTWDWで知り合った)、小林さん(3年前、逗子であったイベントで知り合って、このイベントの為に連絡をくれ手伝ってくれた!)、

そして、PLART STORYでライターをしてくれてるフナッシー、菅原さん、しのちゃん(今回の記事はしのちゃんが担当)ありがとうございました。片付けを手伝ってくれた飲み仲間のむっちゃん、ありがとう。

そして、今回のイベントの為、本業の合間にめちゃくちゃモチベーション高く準備を進めてくれ、当日は名司会をしてくれたスーさんこと、鈴木隆子さん。本当にありがとう。これからも、PLARTのアシスタントとして、一緒にPLARTを盛り上げていってください。

イベント運営を手伝ってくれたみんなと。

 

 

 

 



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